こんにちはブログ担当のYです。
今回も論理クイズを紹介します。
スパイを見破れ!

正直者、嘘つき、スパイが1人ずついます。
正直者は全て真実を話し、嘘つきは全て嘘をつきます。
スパイは嘘と真実どちらも話すことができます。
A「私は正直者ではありません。」
B「私は嘘つきではありません。」
C「私はスパイではありません。」
さて、3人それぞれ、正直者、嘘つき、スパイのうちどれでしょうか?
答え
A:スパイ
B:嘘つき
C:正直者
解説
まず、Aの発言について考えてみましょう。
A「私は正直者ではありません。」
仮にAが正直者の場合、この発言は嘘なのであり得ません。
仮にAが嘘つきの場合、この発言は真実なのであり得ません。
消去法により、Aはスパイだとわかります。
Aがスパイの場合、この発言は真実です。
スパイは嘘も真実も話すことができるため、矛盾はありません。
残りはBとCで、どちらかが嘘つきでもう片方が正直者です。
B「私は嘘つきではありません。」
この発言は、正直者と嘘つきどちらでも言うことができます。
Bが正直者の場合、この発言は真実です。
Bが嘘つきの場合、この発言は嘘です。
よって、どちらの可能性もあるため、まだわかりません。
先にCの発言を見てみましょう。
C「私はスパイではありません。」
仮にCが正直者の場合、この発言は真実です。
仮にCが嘘つきの場合、この発言は真実です。
Cが正直者でも嘘つきでもこの発言は真実です。
嘘つきは嘘しか言えないため、あり得ません。
したがって、Cは正直者だとわかります。
以上より、残ったBは嘘つきだとわかりました。
これでAがスパイ、Bが嘘つき、Cが正直者であることがわかりました。
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