こんにちはブログ担当のYです。

今回も論理クイズを紹介します。

ペットパズル

太郎くんはペットを1匹飼っています。

ある日、ペットを連れてカフェに行きました。

そこには太郎くんを含めてペットを連れている人が16人いました。

全員が1匹ずつペットを連れていたので、ペットも合計16匹いました。

ペットは全て犬か猫でした。

そこでは、太郎くんのペットを含めても、含めなくても次の4つが成り立ちます。

  • 犬の方が猫よりも多い。
  • オスの猫の方がオスの犬よりも多い。
  • オスの犬の方がメスの犬よりも多い。
  • 少なくとも1匹はメスの猫がいた。

さて、太郎くんが飼っているペットの性別と種類はなんでしょう?

答え

解説

まず、条件を整理しましょう。

犬の方が猫よりも多いです。

次に細かい大小関係を整理します。

オスの猫 > オスの犬

オスの犬 > メスの犬

最後に、メスの猫が少なくとも1匹います。

全体で16匹で、犬の方が猫よりも多いということは、犬は9匹以上いて、猫は多くても7匹です。

犬が少なくとも9匹いる中で、オスの方がメスよりも多いです。

つまりオスの犬は少なくとも5匹はいます。

また、オスの猫はそれよりも多いので、少なくとも6匹はいます。

ここで猫の数に注目してみると、猫が多くても7匹のうち、1匹以上メス、6匹以上オスだとわかります。

つまり1匹がメスで6匹がオスです。

猫は合計7匹です。

オスの犬はオスの猫よりも少ないため、5匹以上6匹未満です。

満たすのは5匹の場合のみなので、オスの犬は5匹です。

全体で16匹のうち12匹が確定しました。

つまり残りの4匹はメスの犬ということになります。

さて、これでカフェ全体のペットの分類が完了しました。

では、太郎くんのペットはどこに属するのでしょうか?

問題では、太郎くんが来る前から図のような関係性が成り立ち、太郎くんが来た後も成り立っているとあります。

太郎くんのペットがオスの犬の場合

太郎くんが来る前の総数は次のようになります。

見てわかる通り、これではオスの犬がメスの犬より多くなっていません。

したがって、太郎くんのペットはオスの犬ではありません。

太郎くんのペットがオスの猫の場合

太郎くんが来る前の総数は次のようになります。

見てわかる通り、これではオスの猫がオスの犬より多くなっていません。

したがって、太郎くんのペットはオスの猫ではありません。

太郎くんのペットがメスの犬の場合

太郎くんが来る前の総数は次のようになります。

この場合だと特におかしな点は見つかりません。

太郎くんのペットがメスの猫の場合

太郎くんが来る前の総数は次のようになります。

一見おかしな点は見つかりませんが、もう一度問題の条件を思い出してみましょう。

  • 少なくとも1匹はメスの猫がいた

これでは太郎くんが来る前にはメスの猫がいなかったことになり、問題の条件を満たしません。

したがって、太郎くんのペットはメスの猫ではありません。

以上より、太郎くんのペットはメスの犬であることがわかりました。

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