こんにちはブログ担当のYです。

今回も論理クイズを紹介します。

石取りゲームの必勝法(2)

20個の石があります。

この石の山から、AさんとBさんが交互に石を取っていきます。

一回あたり2個から4個の石を取ることができます。

石を取らないというのはできません。

先手がAさんで後手がBさんです。

石を取ることができなくなった場合負けです。

2人ともが最適に動いた場合、AさんとBさんのどちらが勝つでしょう?

答え

解説

石が少ない場合から考えてみましょう。

石が0個の場合

手番のプレイヤーは石を取ることができずに負けます。

石が1個の場合

手番のプレイヤーは石を取ることができずに負けます。

石が2個の場合

手番のプレイヤーは石を2個取ることで石が0個の状態で相手に手番を渡せるので勝ちます。

石が3個の場合

手番のプレイヤーは石を2個か3個取ることで石が0個か1個の状態で相手に手番を渡せるので勝ちます。

石が4個の場合

手番のプレイヤーは石を3個か4個取ることで石が0個か1個の状態で相手に手番を渡せるので勝ちます。

石が5個の場合

手番のプレイヤーは石を4個取ることで石が1個の状態で相手に手番を渡せるので勝ちます。

石が6個の場合

手番のプレイヤーは石を2個から4個取ることができますが、何個取っても相手の手番で0個か1個まで減らされてしまうため負けます。

石が7個の場合

手番のプレイヤーは石を2個から4個取ることができますが、何個取っても相手の手番で0個か1個まで減らされてしまうため負けます。

図のように、0個と1個の場合、手番のプレイヤーが負けです。

2個〜5個の場合、0個か1個にして相手に渡すことができるため、手番のプレイヤーが勝ちです。

6個と7個の場合、どうやっても2個から5個の状態で相手に渡さなければならないため、手番のプレイヤーが負けです。

このように、手番のプレイヤーが負ける状態で相手に渡せる場合勝ち、渡せない場合負けです。

これは0個から数えて「負負勝勝勝勝」で6個ずつでループします。

0〜1負け、2〜5勝ち

6〜7負け、8〜11勝ち

12〜13負け、14〜17勝ち

18〜19負け、20〜23勝ち

問題は20個の石なので、手番のプレイヤーが勝ちです。

Aさんが先手なので、Aさんが勝ちです。

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