こんにちはブログ担当のYです。
今回も論理クイズを紹介します。
3人の容疑者

あなたの前に3人の容疑者がいます。
3人のうち1人は正直者。
1人は嘘つき。
1人は犯人です。
正直者は常に本当のことを言い、嘘つきは常に嘘をつきます。
犯人は、基本的には本当のことを言いますが、本当のことを言ったら自分の正体がバレてしまう時にだけ嘘をつきます。
また、本当のことを言っても、嘘を言っても自分の正体がバレてしまう質問をされると逃げてしまいます。
例えば、「あなたは正直者ですか?」という質問をした場合、正直者は「はい」と答え、嘘つきも「はい」と答えます。
しかし犯人は正直に「いいえ」と答えると自分が犯人だとバレてしまうため、嘘をついて「はい」と答えます。
さて、この3人に質問をして犯人を見つけ出したいのですが、犯人が逃げ出さないようにするには、どのように質問すれば良いでしょう?
彼らはお互いの正体を知っています。
質問は何回しても良いが、同時に1人ずつしか質問できません。
答え
下記(別解あり)
全員にそれぞれ、「あなたは犯人ですか?」と質問します。
正直者は「いいえ」、嘘つきは「はい」と答えるので、犯人はどう答えても自分の正体はまだバレないと考えます。
そのため、犯人は正直に「はい」と答えます。
これで正直者が誰かわかります。
正直者に、残り2人についてそれぞれ、「この人は犯人ですか?」という質問をすると、犯人が誰かわかります。
解説
犯人以外に質問することで犯人が逃げることはありません。
そのため、できるだけ犯人以外の人から情報を聞き出したいです。
初めに、犯人以外の誰かの正体を明らかにするために質問をする必要があります。
答えでは「あなたは犯人ですか?」という質問を挙げましたが、他にもさまざまな質問が考えられます。
・「ここは地球ですか?」などの答えが明らかな質問
この質問に正直者と犯人は「はい」と答え、嘘つきは「いいえ」と答えます。
ここからは答えとほぼ同じで、嘘つきに対して「この人は犯人ですか?」と質問することで、嘘つきが「いいえ」と言った人が犯人です。
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