Netflixで放送されている韓国の対戦リアリティショー「Devil's Plan」のシーズン2を見ました。

そこに登場した、ボードゲーム「壁囲碁」が面白かったのですが、調べてみてもそれらしいものは見つかりませんでした。

どうやらDevil'sPlanオリジナルのゲームらしかったので、GoogleのAI、Geminiを使って作ってみることにしました。

作中には、2人用と3人用のゲームが登場し、それぞれ少しルールが違いました。

2人用のルールの方がシンプルなので、それから説明します。

2人用壁囲碁のルール

こちらは私がGeminiを使って作った壁囲碁のプレイ画面です。

このように、2人用の壁囲碁は7x7のボード上に駒を配置して対戦するゲームです。

最初は図のように、四隅から一つ内側のところにお互いのコマを2つずつそれぞれ対角に配置されています。

そこからさらに、先手→後手→後手→先手の順に、空いたマスに自分のコマを配置します。

それが終わると、図のようにお互いに4個ずつのコマがボード上に置かれます。

そこからゲーム開始です。

プレイヤーは自分のターンに次の一連の行動を行えます。

①自分のコマを一つ選び、1〜2マス移動させる。

②①で移動させたコマの、移動先のマスの周りのいずれかに壁を立てる。

コマの移動は他のコマを通り抜けたり重なったりできず、壁を通り抜けることもできません。

また、2マスの移動で1マス動いて元の位置に戻るという移動も許されています。

これを繰り返して、壁で区切られたエリアに、どちらか一方のコマのみ含まれるようになった場合、そこをそのプレイヤーの領地とし、最終的に領地が大きかった方のプレイヤーが勝利です。

また、プレイヤーの領地の大きさが同じだった場合、最大の領地を持っているプレイヤーが勝利です。

3人用壁囲碁のルール

3人用はだいたい2人用とルールは同じですが、一つ大きな違いがあります。

それは「壁壊し」です。

3人用の壁囲碁では、それぞれのプレイヤーがゲーム中に一度壁を破壊して移動することができます。

厳密には、プレイヤーは自分のターンの移動前に、壁を壊すことを宣言し、コマを移動ルートにある壁を1枚だけ壊しながら移動することができます。

これによって、すでに確定した領地の壁を壊すことで、相手の領地を狭めて自分の領地を広げるといったことが可能です。

ただし、ゲームが終了した時に壁壊しを使っていないプレイヤーがいたとしても、そのままゲームを終了します。

また、3人用の壁囲碁では、最初に配置済みのコマはなく、1番→2番→3番→3番→2番→1番の順にコマを配置し、各プレイヤー2つずつのコマでプレイします。

ボード上部の緑のコマが、壁を破壊して赤の領地に侵入しました。

このようにして、壁を壊して不利な状況を打開することもできます。

最後に、Geminiを使って作った壁囲碁を遊べるように公開したので、よかったら遊んでみてください。

タブレットやPCの方が、画面が大きく操作しやすいですが、スマホでも問題なく遊べるはずです。

また、CPU戦は少しバグが残っている可能性がありますがご容赦ください。

わからないことや、バグを見つけた場合は、コメントで教えてください。

壁囲碁2人用

壁囲碁2人用(CPU戦)

壁囲碁3人用

Devil's Plan の「壁囲碁」をGeminiで作ってみた” に対して2件のコメントがあります。

  1. 田口翼 より:

    作成ありがとうございます!
    楽しませていただきました。
    仕様というよりルールの部分になるかと思うのですが、3人プレイの際、手持ちの2コマとも自分の領地が確定した後もターンが回ってきて壁を立てなければいけないのでしょうか?領地確定後(他のプレイヤーは領地が確定していない状態)も、動かす必要があるのであれば、どんどん領地が小さくなっていってしましいます。

    1. yuta より:

      コメントありがとうございます。
      確かに、3人用だと1人のエリアが確定した段階ではゲームが終了しないため、先にエリアを確定させたプレイヤーが、終わるまで自分の領地を減らし続けるしか無くなってしまいます。
      さらに、2つのコマが1マスに閉じ込められてしまった場合、進行不能のバグが発生してしまっていました。
      3人用のリンクを修正したので、そちらをご利用ください。

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