こんにちはブログ担当のYです。
今回も論理クイズを紹介します。
自己言及クイズ 答えの数を数えるpart2

問題:全ての問題と答えが成り立つように、選択肢を選んでください
Q1. 「A が答えの問題は全部で何問?」
- A:1問 B:2問 C:3問
Q2. 「Q4 の答えは?」
- A:A B:B C:C
Q3. 「奇数番問題のうち、C が答えのものはいくつ?」
- A:0 B:1 C:2
Q4. 「C が答えの問題は全部で何問?」
- A:1問 B:2問 C:3問
Q5. 「偶数番問題のうち、A が答えのものはいくつ?」
- A:0 B:1 C:2
答え
Q1 : B
Q2 : A
Q3 : B
Q4 : A
Q5 : C
解説
まず、Q2について詳しくみてみましょう。
Q2. 「Q4 の答えは?」
- A:A B:B C:C
Q4の答えがなんであれ、Q2とQ4の答えは同じになります。
ここからはQ2とQ4の答えで場合分けして考えてみましょう。
Q2とQ4の答えがAの場合
Q2. 「Q4 の答えは?」
- A:A B:B C:C
Q4. 「C が答えの問題は全部で何問?」
- A:1問 B:2問 C:3問
この2つの問題の答えが両方ともAの場合を考えます。
この場合、全体で答えがCになる問題が1問だけになります。
ここで、Q5についても確認しておきましょう。
Q5. 「偶数番問題のうち、A が答えのものはいくつ?」
- A:0 B:1 C:2
今回はQ2とQ4の答えがAなので、Q5の答えはCになります。
全体で答えがCになる問題は1問だけなので、Q1とQ3の答えはCにはなりません。
残ったQ1とQ3も見ていきましょう。
Q1. 「A が答えの問題は全部で何問?」
- A:1問 B:2問 C:3問
Q3. 「奇数番問題のうち、C が答えのものはいくつ?」
- A:0 B:1 C:2
Q1とQ3の答えはCにはならないため、Q3の答えはBです。(Q5の答えはC)
Q2からQ5までの答えが出揃ったため、Q1の答えも判明し、答えはBです。
したがって、Q2とQ4の答えがAの場合、矛盾はなく次のような答えになります。
Q1 : B
Q2 : A
Q3 : B
Q4 : A
Q5 : C
Q2とQ4の答えがBの場合
Q2. 「Q4 の答えは?」
- A:A B:B C:C
Q4. 「C が答えの問題は全部で何問?」
- A:1問 B:2問 C:3問
この2つの問題の答えが両方ともBの場合を考えます。
この場合、全体で答えがCになる問題が2問だけになります。
ここで、Q5についても確認しておきましょう。
Q5. 「偶数番問題のうち、A が答えのものはいくつ?」
- A:0 B:1 C:2
今回はQ2とQ4の答えがBなので、Q5の答えはAになります。
全体で答えがCになる問題は2問ですが、ここまでで答えがCになる問題はありませんでした。
つまり残ったQ1とQ3は答えがCになるはずです。
残ったQ1とQ3も見ていきましょう。
Q1. 「A が答えの問題は全部で何問?」
- A:1問 B:2問 C:3問
Q3. 「奇数番問題のうち、C が答えのものはいくつ?」
- A:0 B:1 C:2
Q1とQ3の答えはCになるため、Q1とQ3の答えはCです。
しかし、これではAが答えになる問題が3問になってしまい矛盾が発生します。(現状ではQ5の1問のみ)
したがって、Q2とQ4の答えがBの場合、矛盾が発生します。
Q2とQ4の答えがCの場合
Q2. 「Q4 の答えは?」
- A:A B:B C:C
Q4. 「C が答えの問題は全部で何問?」
- A:1問 B:2問 C:3問
この2つの問題の答えが両方ともCの場合を考えます。
この場合、全体で答えがCになる問題が3問だけになります。
ここで、Q5についても確認しておきましょう。
Q5. 「偶数番問題のうち、A が答えのものはいくつ?」
- A:0 B:1 C:2
今回はQ2とQ4の答えがCなので、Q5の答えはAになります。
全体で答えがCになる問題は3問で、ここまでで答えがCになる問題はQ2とQ4の2問です。
つまり残ったQ1とQ3のうち、どちらかは答えがCになるはずです。
残ったQ1とQ3も見ていきましょう。
Q1. 「A が答えの問題は全部で何問?」
- A:1問 B:2問 C:3問
Q3. 「奇数番問題のうち、C が答えのものはいくつ?」
- A:0 B:1 C:2
Q1とQ3のどちらかの答えはCになりますが、全体のCの数が3個であると判明しているため、Aが答えの問題が3問になることはありません。
つまりQ1の答えはCにはなりません。
したがって、Q3の答えがCになるはずです。
しかし、奇数番問題のCの数を数えてみると、Q1はCではなく、Q3はC、Q5はAなので、合計で1問。
つまりQ3の答えがCだと矛盾が発生してしまいます。
したがって、Q2とQ4の答えがCの場合、矛盾が発生します。
以上より、Q2とQ4の答えは両方ともAであることがわかりました。
また、それに伴い、Q1、Q3、Q5の答えも判明し、全ての答えは以下のように定まります。
Q1 : B
Q2 : A
Q3 : B
Q4 : A
Q5 : C
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