どうもブログ担当のYです
今回は面白い1手詰の難問の詰将棋を見つけたので紹介します
問題図はこちらになります
玉方の持ち駒は歩・桂・香なので2九にいる角が動けば9九の飛車による空き王手で詰みのように見えます
例えば3八などに角が動いた場合を考えます
この場合玉方には詰みを逃れる手順があります
8九香成、同飛、7九桂成、同飛、4九歩成、同飛、3九馬
図は3九馬まで
無駄合いに見える手ばかりですが、この3九馬によって3五にいる飛車の効きが通り逆王手となってしまい同飛車と馬を取ることができません
したがって、この詰め逃れを防ぐために、1手目は6五角と飛車の横効きを止める手が正解となり合い効かずで詰め上がりとなります
盤面にいた一見無駄に見える金銀は九段目の合駒をさせないためなんですね