こんにちはブログ担当のYです。
今回も論理クイズを紹介します。
就寝時間
Aさん、Bさん、Cさん、Dさんの4人はきょうだいです。
年齢は全員違って、5歳、6歳、7歳、8歳のいずれかです。
就寝時間も全員違い、7時、8時、9時、10時のいずれかです。
以下の手がかりより、全員の年齢と全員の就寝時間を答えてください。
- 最年長の子はBさんより1時間早く寝ます。
- AさんはDさんより夜ふかしです。
- Aさんは6歳です。
- 末っ子は一番早く寝ます。
- 8時に寝るのは、AさんかBさんのどちらかです。
答え
Aさん:6歳、8時
Bさん:7歳、10時
Cさん:8歳、9時
Dさん:5歳、7時
解説
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
年齢 | 5歳 6歳 7歳 8歳 | 5歳 6歳 7歳 8歳 | 5歳 6歳 7歳 8歳 | 5歳 6歳 7歳 8歳 |
就寝時間 | 7時 8時 9時 10時 | 7時 8時 9時 10時 | 7時 8時 9時 10時 | 7時 8時 9時 10時 |
この表を使い、順を追って解説していきます。
まず、手がかりを全て書き出してみましょう。
- 最年長の子はBさんより1時間早く寝ます。
- AさんはDさんより夜ふかしです。
- Aさんは6歳です。
- 末っ子は一番早く寝ます。
- 8時に寝るのは、AさんかBさんのどちらかです。
まず、3つ目の手がかりより、Aさんは6歳です。
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
年齢 | 6歳 | 5歳 7歳 8歳 | 5歳 7歳 8歳 | 5歳 7歳 8歳 |
就寝時間 | 7時 8時 9時 10時 | 7時 8時 9時 10時 | 7時 8時 9時 10時 | 7時 8時 9時 10時 |
次に、2つ目の手がかりより、AさんはDさんより夜ふかしです。
これが何を意味しているかというと、Aさんは一番早く寝ていないし、Dさんは一番遅く寝ていないということです。
つまりAさんは7時に寝ておらず、Dさんは10時に寝ていません。
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
年齢 | 6歳 | 5歳 7歳 8歳 | 5歳 7歳 8歳 | 5歳 7歳 8歳 |
就寝時間 | 8時 9時 10時 | 7時 8時 9時 10時 | 7時 8時 9時 10時 | 7時 8時 9時 |
つぎに、1つめと4つ目の手がかりを組み合わせて考えます。
- 最年長の子はBさんより1時間早く寝ます。
- 末っ子は一番早く寝ます。
ここには登場人物が3人います。
「最年長の子」「Bさん」「末っ子」の3人です。
就寝時間で並び替えてみましょう。
「末っ子」は一番早く寝ます。
「最年長」は「Bさん」より早く寝ます。
「末っ子」→「最年長」→「Bさん」の順番で寝ていることがわかりました。
つまり、Bさんは最年長でも末っ子でもなく、Aさんが6歳なのでBさんは7歳です。
また、Bさんより早く2人が寝ているため、Bさんの就寝時間は9時か10時です。
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
年齢 | 6歳 | 7歳 | 5歳 8歳 | 5歳 8歳 |
就寝時間 | 8時 9時 10時 | 9時 10時 | 7時 8時 9時 10時 | 7時 8時 9時 |
次に、5つ目の手がかりを考えてみましょう。
- 8時に寝るのは、AさんかBさんのどちらかです。
すでにBさんは8時に寝ていないことがわかっています。
つまり8時に寝ているのはAさんです。
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
年齢 | 6歳 | 7歳 | 5歳 8歳 | 5歳 8歳 |
就寝時間 | 8時 | 9時 10時 | 7時 9時 10時 | 7時 9時 |
次はもう一度2つ目の手がかりより、AさんはDさんより夜ふかしなので、Dさんの就寝時間はAさんより早い7時だとわかります。
また、Dさんが一番早く寝ているため、Dさんは末っ子である5歳です。
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
年齢 | 6歳 | 7歳 | 8歳 | 5歳 |
就寝時間 | 8時 | 9時 10時 | 9時 10時 | 7時 10時 |
最後に、1つ目の手がかりより、最年長の子はBさんより1時間早く寝ているため、Cさんが9時に寝ていて、Bさんは10時に寝ているとわかります。
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
年齢 | 6歳 | 7歳 | 8歳 | 5歳 |
就寝時間 | 8時 | 9時 | 7時 10時 |
以上より、全員の年齢と就寝時間がわかりました。
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