論理クイズ 1回だけの真実

同じ箱に3回連続で質問する

箱をそれぞれA、B、Cとします

箱Aを指差し、「この箱には宝物が入っていますか？」と3回尋ねます

すると守護者の解答のパターンとして考えられるのは次の通りです

はい・はい・はい→STEP２-1へ

はい・はい・いいえ→STEP2-2へ

はい・いいえ・はい→STEP2-2へ

いいえ・はい・はい→STEP2-2へ

いいえ・いいえ・いいえ→STEP2-3へ

いいえ・いいえ・はい→STEP2-3へ

いいえ・はい・いいえ→STEP2-3へ

はい・いいえ・いいえ→STEP2-3へ

残りの箱のうちどちらかに質問する

4回の質問のうち、1回真実、3回嘘であることがわかってます

箱Aに対して3回「この箱には宝物が入っていますか？」という質問を行い、全て「はい」と回答されました

3回同じ回答をしたと言うことは全て嘘だと言うことがわかります

「この箱には宝物が入っていますか？」に対して「はい」が嘘なので、箱Aには宝物は入っていません

また、3回嘘をついたため、残りの1回の質問で守護者は真実を話すことがわかっています

つまり最後の質問で箱Bか箱Cに対して「この箱には宝物が入っていますか？」と質問することでどの箱に宝物が入っているかわかります

「はい」ならその箱に、「いいえ」なら質問しなかった方の箱に宝物が入っています

残りの箱のうちどちらかに質問する

STEP2-1と大部分は同じです

箱Aに関しての3回の質問のうち「はい」が2回、「いいえ」が1回という回答でした

真実を1回しか話すことができないとわかっているため、「はい」が嘘、「いいえ」が真実だとわかります

つまり箱Aには宝物は入っていません

また、3回の質問で1回しかない真実を言ったため、最後の1回の質問では守護者は嘘をつくことがわかっています

つまり最後の質問で箱Bか箱Cに対して「この箱には宝物が入っていますか？」と質問することでどの箱に宝物が入っているかわかります

「はい」なら質問しなかった方の箱に、「いいえ」なら質問した方の箱に宝物が入っています

宝物は箱Aに入っている

箱Aに対して「この箱には宝物が入っていますか？」と3回質問しました

守護者は3回の質問のうち2回以上「いいえ」と回答しました

守護者は真実を2回以上いうことができないため、「いいえ」は嘘であることがわかります

つまり箱Aに宝物が入っているということです

すでに宝物の場所がわかっているので、残りの1回の質問はどの箱に対して行っても良いでしょう