こんにちはブログ担当のYです。
今回も論理クイズを紹介します。
スポーツテスト
Aさん、Bさん、Cさん、Dさんの4人はスポーツテストをしました。
種目は100m走、ソフトボール投げです。
100m走の結果は、12秒、13秒、14秒、15秒でした。
ソフトボール投げの結果は、20m、25m、30m、35mでした。
以下の手がかりから、全員の結果を推測してください。
- Bさんは100m走で14秒でした。
- 100m走で13秒だった人はソフトボール投げで20mでした。
- AさんはCさんより100m走のタイムが短いです。
- ソフトボール投げで25mだった人は、Cさんより100m走のタイムが1秒長かった。
- ソフトボール投げで30mだった人は、Bさんより100m走のタイムが2秒短かった。
答え
Aさん:12秒、30m
Bさん:14秒、25m
Cさん:13秒、20m
Dさん:15秒、35m
解説
種目 | Aさん | Bさん | Cさん | Dさん |
---|---|---|---|---|
100m走 | ||||
ソフトボール投げ |
上の表を使って解説していきます。
まずわかっていることを埋めていきましょう。
手がかり1より、Bさんの100m走のタイムは14秒です。
種目 | Aさん | Bさん | Cさん | Dさん |
---|---|---|---|---|
100m走 | 14秒 | |||
ソフトボール投げ |
次に手がかり3と4を同時に考えます。
- AさんはCさんより100m走のタイムが短いです。
- ソフトボール投げで25mだった人は、Cさんより100m走のタイムが1秒長かった。
難しく考えず、ある点に注目します。
それは「Cさんより100m走でタイムが短い人と長い人がいる。」ということです。
手がかり3ではAさんがCさんよりタイムが短いとあり、手がかり4ではソフトボール投げが25mの人がCさんよりタイムが長いとあります。
つまり、Cさんは100m走で一番速いわけでも一番遅いわけでもないことがわかりました。
100m走のタイムは12秒、13秒、14秒、15秒のどれかですが、Bさんが14秒だとわかっています。
したがって、Cさんの100m走のタイムは13秒です。
種目 | Aさん | Bさん | Cさん | Dさん |
---|---|---|---|---|
100m走 | 14秒 | 13秒 | ||
ソフトボール投げ |
ここで、手がかり2には「100m走で13秒だった人はソフトボール投げで20mでした。」とあります。
Cさんが100m走で13秒だったことが分かったため、Cさんのソフトボール投げの結果は20mだったこともわかりました。
種目 | Aさん | Bさん | Cさん | Dさん |
---|---|---|---|---|
100m走 | 14秒 | 13秒 | ||
ソフトボール投げ | 20m |
次に、もう一度手がかり3を見てみましょう。
「AさんはCさんより100m走のタイムが短いです。」とありますが、残りの100m走のタイムの候補は12秒か15秒のどちらかです。
Cさんは13秒なので、Cさんよりタイムが短いAさんは12秒だとわかります。
残った15秒はまだタイムがわかっていないDさんということもわかりました。
種目 | Aさん | Bさん | Cさん | Dさん |
---|---|---|---|---|
100m走 | 12秒 | 14秒 | 13秒 | 15秒 |
ソフトボール投げ | 20m |
最後に手がかり4と5を見ていきましょう。
「ソフトボール投げで25mだった人は、Cさんより100m走のタイムが1秒長かった。」
「ソフトボール投げで30mだった人は、Bさんより100m走のタイムが2秒短かった。」
とあります。
Cさんは100m走が13秒、Bさんは14秒です。
それを踏まえてこれらを言い換えると次のようになります。
「100m走のタイムが14秒の人はソフトボール投げが25mだった。」
「100m走のタイムが12秒の人はソフトボール投げが30mだった。」
100m走が14秒なのはBさんなので、Bさんはソフトボール投げが25mです。
100m走が12秒なのはAさんなので、Aさんはソフトボール投げが30mです。
残った35mは、まだ記録がわかっていないDさんです。
種目 | Aさん | Bさん | Cさん | Dさん |
---|---|---|---|---|
100m走 | 12秒 | 14秒 | 13秒 | 15秒 |
ソフトボール投げ | 30m | 25m | 20m | 35m |
以上より、全員のスポーツテストの結果が明らかになりました。
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