こんにちはブログ担当のYです。

今回も論理クイズを紹介します。

不良品を見つけろ!

あなたの前に4つのコインがあります。

その中に1つだけ不良品が混ざっており、普通のコインと重さが違います。

見た目は同じで、手で持っただけでは重さの違いが分かりません。

不良品は普通のコインより重いのか軽いのかは分かりません。

不良品を見つけるために、天秤ばかりを使うことにしました。

左右の皿にコインを乗せてどちらが重いか、または同じ重さか分かります。

天秤を何回使えば不良品を特定できるでしょう?

答え

解説

まず、分かりやすくするためにコインにそれぞれA、B、C、Dと名前をつけます。

天秤を何回使えば特定できるか考えます。

0回でわかるでしょうか?

もちろん見た目や手で持っただけでは分からないため、0回では無理です。

つまり答えは1回以上です。

ではどのように天秤を使えばよいでしょう?

手で持っただけでは違いがわからないと言うことは、左右の皿に同じ枚数ずつコインを乗せないと意味がなさそうです。

つまり1枚ずつか2枚ずつのどちらかです。

しかし、2枚ずつ乗せた場合を考えてみてください。

4枚のうち1枚は不良品なので、左右どちらかに傾くはずです。

しかし不良品は重いのか軽いのかわかっていないため、それだけでは情報が得られません。

したがって、コインを2枚ずつではなく1枚ずつ比べる必要があります。

1回目の計量ではAとBを比べることとします。

計量結果で場合分けして考えます。

AとBが同じ重さの場合

この場合は、AとBは両方とも不良品ではないことがわかります。

つまり不良品はCかDです。

AとBは不良品ではありません。

AとBが違う重さの場合

この場合は、AかBが不良品であることがわかります。

CとDは不良品ではありません。

どちらの場合でも、不良品の可能性がある2つと不良品ではない2つに分けられました。

まずはAとBが同じ重さの場合の2回目の軽量を考えてみましょう。

AとBが同じ重さの場合

不良品はCかDなので、CかDのどちらかをAかBのどちらかと比べます。

今回はAとCを比べます。

AとCが同じ重さの場合

Cも不良品ではないことがわかったため、Dが不良品です。

AとCが違う重さの場合

AかCが不良品であることがわかりました。

また、Aが不良品ではないことはわかっているため、Cが不良品です。

どちらの場合でも不良品を特定することができました。

したがって、1回目の計量でAとBが同じ重さの場合、2回の計量で不良品を特定することができました。

AとBが違う重さの場合

不良品はAかBなので、不良品でないCかDのどちらかをAかBのどちらかと比べます。

今回はAとCを比べます。

AとCが同じ重さの場合

Aが不良品ではないことがわかったため、Bが不良品です。

AとCが違う重さの場合

AかCが不良品であることがわかりました。

また、Cが不良品ではないことはわかっているため、Aが不良品です。

どちらの場合でも不良品を特定することができました。

したがって、1回目の計量でAとBが違う重さの場合、2回の計量で不良品を特定することができました。

以上より、どのコインが不良品だとしても2回の計量で不良品を特定することができました。

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