こんにちはブログ担当のYです。

今回も論理クイズを紹介します。

嘘のつき方Part2

A、B、Cの3人は泥棒の容疑者です。

3人のうち2人が嘘つきで1人が正直者であることがわかっています。

犯人は嘘つきのうちのどちらかです。

3人はお互いの正体を知っています。

あなたは嘘つきであり犯人のCです。

次の証言に続いて、自分が犯人だとバレないように証言してください。

A「Bは嘘つきです。」

B「Cは犯人です。」

次のうちどのように証言すればよいでしょう。

1.「Aは犯人です。」

2.「Bは嘘つきです。」

3.「私は犯人ではありません。」

答え

解説

まず、AとBの証言からすでにわかっていることをまとめましょう。

A「Bは嘘つきです。」

B「Cは犯人です。」

この3人の中で嘘つきは2人います。

もしAが正直者なら、BとCが嘘つきです。

もしAが嘘つきなら、Aの証言からBは正直者となり、AとCが嘘つきです。

したがって、証言する前からC(あなた)は嘘つきであることがバレています。

しかし、この時点では誰が犯人なのかは特定されていません。

もしAが正直者ならBとCが嘘つきです。

Bの証言は嘘なのでCは犯人ではありません。

もしAが嘘つきならBは正直者です。

Bの証言は真実なのでCが犯人です。

以上の点を踏まえてどのように証言するか考えてみましょう。

1.「Aは犯人です。」

2.「Bは嘘つきです。」

3.「私は犯人ではありません。」

あなたは嘘つきだとバレているため、全ての証言の逆が真実であることがバレます。

「Aは犯人です。」と証言した場合

あなたは嘘つきなので、証言はAが犯人ではないことを意味します。

前提として、犯人の可能性があったのはBとCの2人なので、この証言をしても誰が犯人なのかはわかりません。

「Bは嘘つきです。」と証言した場合

あなたは嘘つきなので、証言はBが正直者であることを意味します。

Bの証言は「Cは犯人です。」なので、この証言が真実となりあなたが犯人であるとバレてしまいます。

「私は犯人ではありません。」と証言した場合

あなたは嘘つきなので、証言はあなたが犯人であることを意味します。

これではあなたが犯人であることがバレてしまいます。

したがって、あなたは「Aは犯人です。」と証言することで、誰が犯人なのか分からなくすることができます。

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